2014年2月4日火曜日

LMEワークショップ 於東京大学駒場キャンパス

しばらく更新をお休みしていました。
本日は、東京大学言語情報科学専攻が主催する線形混合モデルワークショップのお知らせを掲載します。
午前中はチュートリアル、午後は口頭発表が予定されているようです。
本ブログに関連したワークショップは、これまで仙台、大阪で開催されており、東京では開催していません。つまり、首都圏ではめったにないチャンスですので、興味のある方は、ぜひ主催者へ直接参加申し込み、お問い合わせください。

以下主催者からいただいたメールを転載します。

各位
東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程所属の山田敏幸と申します。
開催まで1ヶ月を切っての周知で大変恐縮ではございますが、
2月20日(木)に開催するワークショップについてお知らせさせていただきます。
言語情報科学専攻設立20周年記念卓越拠点研究補助金企画である、
「言語研究における統計処理の研究:線形混合モデルLMEを中心に」主催でワークショップを開催いたします。
日にち:2014年2月20日(木)
時間:10:00-17:00
場所:東京大学駒場キャンパス
入場無料、予約(午前の部:必要、午後の部:不要)

会場など詳細は追って連絡いたします

★本ワークショップの目的
 近年、言語研究において統計処理のパラダイムシフトが起こりつつあります。具体的には、分散分析ANOVAから線形混合モデルLMEへの移行です。過渡期である今、「線形混合モデルとは何か?」「ANOVAよりもLMEの方が有用なのか?」などの疑問を、実践をとして議論していくことが求められています。本ワークショップは、午前の部(チュートリアル編)と午後の部(LMEレクチャー編)に分かれています。午前の部では、LMEの簡単な実践をしていただき、ANOVAとの類似点・相違点に気づいてもらうことを目的とします。午後の部では、LMEを実際の研究に応用している講師の先生をお招きし、LMEの有用性、理論的・実践的問題点などの話題提供をしていただき、LMEを今後深く理解するための橋渡しを目的とします。


☆午前の部:チュートリアル編
 午前の部では、統計処理ソフトRを使い、言語心理学研究で扱う主要なデータとして読み時間の分析を、線形混合モデルを用いて行ないます。主に本企画メンバーがチューターを務め、実践的な練習の場とします。

10:00-12:00 チュートリアル「Rで読み時間データをLMEで分析してみよう」

こちらは、事前予約が必要です(先着15名)。
誠に勝手ではございますが、参加者を以下に限定させていただきます。
参加対象者:RANOVAの実践があり、当日自身でRを使用できる環境が準備できる方。


☆午後の部:LMEレクチャー編
 午後の部では、講師の先生を招き、言語心理学研究における主要な手法である、自己ペース読み課題、眼球運動課題におけるデータをLMEでいかに扱うことができるのか講義していただきます。その話題提供を受け、フロアとのディスカッションをとおして、LMEに対する理解を深めます。

13:00-13:30 イントロダクション:LMEANOVA、何が違うのか?
13:40-14:40 レクチャー1:読み時間データをLMEで扱う(Roland, Douglas先生)
15:00-16:00 レクチャー2:眼球運動データをLMEで扱う(新井 先生)
16:10-17:00 フロアとのディスカッション

こちらは、事前予約不要です。会場に直接お越しください。


★午前の部に参加をご希望される方、また本ワークショップにご質問のある方は、下記までご連絡ください。
ご関心のおありの方は是非ご参加ください。
東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程
山田 敏幸
t_yamada@phiz.c.u-tokyo.ac.jp

2014年2月7日23時 追記
午前の部のチュートリアルの受付について、残り席数がわずかのようです。参加予定だが申し込みがまだの方や、やってみようか迷っている方はお早めにどうぞ。


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